原則として高校生へのクレジットカードは各社自粛しており、暗黙の了解で禁止となっていましたが、今回、イオンカードが1月以降の卒業見込者であれば、親の承諾の条件に発行を行うと発表しました。
以下、公式サイトからの引用になります。
18歳以上で電話連絡可能な方なら、お申込みいただけます(高校生は除きますが、卒業年度の1月1日以降であればお申込みいただけます)。
未成年の方は親権者の同意が必要です。後日確認のお電話をさせていただきます。
審査によりお申込みの意に添えない場合がございます。
・高校生は除きますが、卒業年度の1月1日以降であればお申込みいただけます
の通り、卒業年度の高校生であればイオンカードの取得が可能です。
高校生へのクレジットカード発行は注意が必要
これからの時代、電子マネー決済があたりまえになっていくでしょうから、高校生へのクレジットカード発行も時代の流れとして個人的にはいい試みだと思っています。
ただ、クレジットカードに限らずですが、電子マネーでの決済はお金を支払っているという感覚がマヒしがちですので注意が必要。
特に、高校生の場合は定期収入がないですから、支払いを延滞する可能性が非常に高いといえます。
イオンカードは引き落とし口座を保証人になっている親の口座を指定することを強制するなど、支払いが延滞して右も左もわからない高校生ホルダーを保護するルール作りも必要になってくるでしょうね。
まあ、あと3ヶ月もすれば大学生!あんまり厳しくする必要ない!
っとも言えますが、金管理という意識がまだまだ甘い(経験がないため)ですから、個人的には保全をする必要はあるのかな?と思います。
イオンカード以外の各社は追随するかどうか
「しないだろうな、、」というのが筆者の考え。
有名どころだと三井住友visaカード、JCB、ダイナース、アメックス、楽天カードあたりですかね。
ダイナースは収入制限が厳しいので申込事態不可能。
三井住友visaとJCBもブランドイメージがあるので、高校生へのカード発行によるメリットが大してないことから取り組まないと予想。アメックスも同様。
可能性があるとしたら楽天カードですが、楽天市場での買い物客を主要ターゲットしている楽天カードも高校生への過剰な買い物への懸念から取り組まないと予想。
大学入学まであと三か月ですから、発行を焦る必要はないですからね。
そう考えるとイオンカードがなぜ発行okとしたのか謎です。
以上、「高校生でもクレジットカード作成が可能に!1月1日以降の卒業見込であれば申込可能。」でした。
・参考リンク
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