大規模延滞中だったグリーンインフラレンディングが2018年11月30日にJCサービスの公式ホームページにて、返済計画を発表しました。
グリーンインフラレンディングの問題を再確認したい方は下記の記事からどうぞ。
マネオ(maneo)、グリーンインフラレンディング、JCサービスの問題から見るクラウドファンディングの問題について
以下、JCサービスの公式ホームページ掲載のPDFより引用になります。
2018年11月30日
グリーンインフラレンディング投資家各位
株式会社JCサービス
グリーンインフラレンディングによるファンド資金の返済等についてファンドに応募して頂きました投資家の皆さまに大変ご迷惑をお掛けするとともに、多大なるご心配をお掛けしておりますことを深くお詫び申し上げます。
当社の子会社である株式会社グリーンインフラレンディングによるファンド資金の返済等につきまして、以下のとおりお知らせ致します。
株式会社グリーンィンフラレンディングの募集案件のうち、太陽光発電所2案件(募集額合計約7.7億円)つきましては既に売却等の契約が完了しており、関連会社を通して株式会社グリーンインフラレンディングに元本返済が完了しています。
これらにつきましては、株式会社グリーンインフラレンディングにおいて、12月中旬頃の投資家の皆さまへの分配を目指しています。また、バイオマス発電所1案件(募集額約7.5億円)につきましても契約が完了しております。当該契約による本件の返済計画等につきましては、1月中をめどに投資家の皆さまにお伝えする予定です。
株式会社グリーンインフラレンディングとしましては、上記の他に、バイオマス発電所3案件及び、太陽光発電所1案件につきまして年内の契約を見込んでおり、これにより株式会社グリーンインフラレンディングによる募集額の50%程度については、返済の目途が立つこととなります。
株式会社グリーンインフラレンディングとしましては、これら以外の案件につきましても来年1月以降、順次、契約が締結されることを見込んでいます。
契約を締結した際には投資家の皆さまへできるだけ速やかにお伝えしたいと考えています。なお、契約の詳細につきまして、ご質問を頂きましても、契約相手方に対する守秘義務がありますので、開示いたしかねますこと、何卒。ご理解賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
この発表を見る限りでは、太陽光発電所及びバイオマス発電所の売買は順調に進んでいる様子。
これまで売却状況の詳細については、投資家に対して通知されていなかったため不安でしたが、今回の発表を受けて、元本の回収に望みがでてきたと言えます。これはグリフラ投資家にとっては朗報ですね!。
今回の発表をまとめるとおおよそ以下ような内容。
・太陽光2案件の7.7億円のが完済
・バイオマス1案件の約7.5億円の契約が完了
・バイオマス3案件と太陽光1案件が年内に契約見込み
某大手掲示板や一部の個人ブログではグリフラの投資家同士が、日夜、売却状況や管理者であるmaneoマーケットの管理責任について話合いが行われていましたが、水面下でmaneoマーケットは自身の責任を果たしていたようです。
今回の売却はmaneoマーケット主体
売却の主導をとったのはおそらくグリーンインフラレンディングやJCサービスではなく、maneoマーケットであると筆者は推察しています。
maneoマーケットは金融庁からの行政処分を経て、maneoファミリーの管理責任を負っている立場ですので、グリフラクラスの大規模遅延問題は、自身のブランド価値の下落や信用の問題につながります。
特に今はmaneoファミリーで遅延問題が多発しています、、、。
グリフラに続いてガイアファンディングでも42億円の大規模延滞発生!
一時はどうなることか不安でしたが、グリフラの問題に進展があり、よかったといえるでしょう。
・問題は12月中旬の分配が行われるかで決まりそう
発表された文面上、しっかりと12月中旬頃の投資家への分配を目指していると記載があります。
この約束をmaneoマーケット、グリーンインフラレンディング、JCサービスが果たせるかどうかでmaneoファミリーの今後が決まりますね。
ただ、ソーシャルレンディングの世界でグリーンインフラレンディングの問題はかなり注目を受けている問題ですので、JCサービスのホームページ上とは言え、これだけ大々的に宣言したのですから、相当な自信があるものと推察されますので、おそらく12月の分配は問題なく行われるでしょう。
ひとまずは、12月中旬頃に予定されている投資家への分配報告を待ちましょう。
以上、「【朗報】グリーンインフラレンディングが返済計画を発表!12月中旬頃に投資家への分配を予定しています。」でした。