フランス政府がGoogleの利用を禁止に!トラッキングを懸念しての対応。

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フランス政府が大手検索エンジンGoogleの利用を政府内で禁止すると発表しました。

あくまで政府内でのデフォルトの検索エンジンでGoogleを利用しないという対応で、フランス国内全体でGoogle利用を禁止したわけではありませんが、これは結構興味深い対応ですね。

フランス政府が危惧しているのは、Googleによるトラッキングデータの収集。
Googleを日常的に使用しているユーザーさんは日本国内でも相当数いると思いますが、どこかのウェブサイトにアクセスした時に、自分がよくみているジャンルの広告が表示されることってありませんか。

これはGoogleがユーザーの利用履歴や検索行動をトラッキングしているためにできること!
つまり、ユーザーの行動を収集の上、解析して、適した広告を表示させているというわけ。

フランス政府は、いわゆるこの個人情報の収集に懸念を示し、政府内でのGoogleの利用を禁止したようです。

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Googleの代わりにQwantを使用


じゃあGoogleの代わりにどの検索エンジンを使うの?ということで、フランス政府が利用するのはQwantという検索エンジン。

これはフランス企業が開発した検索エンジンで、Googleと違ってトラッキングデータの収集を行わないことが特徴!。
フランス政府としては自国企業の検索エンジンだし、安心して使えるというわけ!

にしてもこのQwant、、Googleに外観にすぎでしょ苦笑
色合いとかもうそっくりすぎて独自性がないと思ってしまう、、、。

Qwantの検索はこんな感じ

試しにQwantを利用してみました。

「唐揚げ」で検索。

検索結果の画面はどの検索エンジンも大体一緒ですので、あまり代わり映えしているところはないようです。
左側にソーシャルリンク、右側に広告を表示するようですね。
面白いのは広告がクックパッドのところ笑

これはトラッキングデータの収集結果を反映しているのではなく、「唐揚げ」というワードで最もアクセス数が多い、もしくはトラフィックデータの流入数が多いサイトを表示しているのではないかと推測。
単純に広告の可能性もありますが。

政府内で外部の検索エンジンの利用しないというのは確かに!

フランス政府が外国企業であるGoogleの検索エンジンを利用しないという判断は確かにGood!

実際のどれだけの情報が収集されているかはわかりませんからね。
自由市場上ではどの検索エンジンを利用するかどうかユーザー個人の意思に任せるべきだと思っています。中国のようにGoogle禁止!とかはいくらなんでもやりすぎですが、政府内での検索エンジンを自国のものにするというのは、国家機密流出や政府関係者の個人情報流出の観点から日本でも行うべきだと思います。

と言っても日本には自国開発のまともな検索エンジンはないわけですが。

以上、「フランス政府がGoogleの利用を禁止に!トラッキングを懸念しての対応。」でした。

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コメント

  1. 七原 より:

    qwantは実用性がなぁ
    ちょっと遅い

  2. kuromame より:

    七原様
    確かにそのとおりですね。

    情報量や他サービスとの連携という意味でもqwantはgoogleに遥かに劣っていると言わざるえません。

  3. 案件を より:

    ほげほげ