JCサービスとグリーンインフラレンディングによる投資家から集めたお金を当初の案内通りに使用しなかった疑いで、世の中を騒がせた使途不明金問題ですが、maneoやグリーンインフラレンディングからその後の経過状況の案内が、公に行われなくなったので、個人的にその後この問題がどうなったのかを調べてみました。
この問題について知りたい方は、マネオ(maneo)、グリーンインフラレンディング、JCサービスの問題から見るクラウドファンディングの問題についてを読んでください。
内部告発者によってJCサービスの問題が浮き彫りになりつつある
JCサービスは一時期社員100人を超えるほどの規模でしたので、これだけ問題が大きく明るみにでれば、どうしても内部状況を告発する人もでてきます。
ソーシャルレンディング投資の学校さんで、JCサービスの内部状況を知っている方が随時情報を提供している模様です。
記事の内容もわかりやすくまとめられており、大変読みやすく現在の状況がよくわかります。
こちらのサイトを参考にすると、JCサービス社では既にリストラを進めて100人以上いた社員は半分以下になっている可能性もあるとのこと。
発電所の販売は難航する可能性もある
再生可能エネルギーに可能性を見出して(投資利回りに惹かれた方もいるでしょうが)投資を行った投資家には耳の痛い話になるでしょうが、JCサービス社の発電所売買は難航する可能性もあります。
その理由は単純で、買い手とされる大手企業が同社との取引を敬遠する可能性があるから。
同社が手掛ける発電所はウン十億円といった単位で行われるものと想定されますが、それだけの資金を中堅中小企業で用意できるところは限られています。
現実的な買い手となると、それなりに名前の通っている大手企業となってきますが、同社は環境省より補助金返還請求を受けていることから、大手企業が取引相手として敬遠する可能性が高いです。
そうなってしまうと買い手探しが難航し、益々資金の回収を困難を極めます。
同社は一代でこれだけ大きな企業になったわけですから、社長である中久保氏の手腕は相当なものです。
maneo社と協力し、良い結果となるように努めてほしいと思います。
※2018年12月4日追記
JCサービスの公式ホームページ上で返済計画が発表されました。
事態は良い方向に進んでいるようです。
【朗報】グリーンインフラレンディングが返済計画を発表!12月中旬頃に投資家への分配を予定しています。
以上、「JCサービス、グリーンインフラレンディングの現在。その後の返済計画がどうなっているかを調べてみた。」でした。
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