証券取引等監視委員会が行政処分!マネオ(maneo),グリーンインフラレンディング,JCサービス。一体どこが悪なのか。

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事前の投資家への案内とはまったく違う用途に資金が流用されていたことで問題になっているマネオ(maneo)とグリーンインフラレンディング。そしてグリーンインフラレンディングの親会社であるJCサービス。

証券取引等監視委員会が金融庁に対して、グリーンインフラレンディングを監視する立場にあり、プラットフォームを提供していたマネオ(maneo)へ行政処分を行うように勧告をしたとのことです。
日本経済新聞が報じました。

日本経済新聞へ

証券取引等監視委員会は6日、ネット経由で融資を仲介するソーシャルレンディング最大手のmaneoマーケット(東京・千代田)を行政処分するよう金融庁に勧告した。募集時の説明と異なる目的に流用されたのを見過ごすなど、管理体制に重大な不備があったため。流用額は少なくとも10億円以上で、焦げ付くおそれがあるという。

悪いのはマネオ(maneo)なのか

今回行政処分の対象として勧告されているのは、マネオ(maneo)のみでグリーンインフラレンディングやJCサービスは対象外の模様。

今回、監視委の処分勧告の対象はmaneoだが、これは実際に資金流用したグリーン社の先にいるグループ企業に検査・監督権限が及ばないことの裏返しでもある。多額の資金を簡単に集められるのに、中間に複数の会社を絡ませれば規制の網をすり抜けることができる。

グリーンインフラレンディングの管理不十分で、代表としてマネオ(maneo)が罰せられれるようですが、個人的に今回の件で最も悪なのはグリーンインフラレンディングと親会社であるJCサービスだと考えています。

確かにマネオ(maneo)は管理体制が十分ではなかったかもしれません。
ただ、そもそもグリーンインフラレンディングとJCサービスが投資家への案内とまったく違う用途で資金を流用したのが問題なのです。

さらに厳しい言い方をすると、同2社は自分たちの私腹を肥やし、自分たちが大きくなるために、投資家をだまし、マネオをだましたのです。

行政処分の対象がマネオ(maneo)のみというのは、個人的には納得いかない結果です。

クラウドファンディングへの投資を行う上で気をつけておかなければならないことはちょいちょいあります。

マネオ(maneo)、グリーンインフラレンディング、JCサービスの問題から見るクラウドファンディングの問題について
世間を賑わしているJCサービス、グリーンインフラレンディングの使途不明金の問題。 JCサービスがグリーンインフラレンディングを通して投資家から募集した資金が、当初投資家に案内していた募集要項とまったく違う用途で使用されていたことで、証券取引等監視委員会(SECS)がグリーン...

これからどうすべき

一番はグリーンインフラレンディング、ひいてはJCサービスが関わるファンドに対しての投資はしばらく間控えた方がいいでしょう。
JCサービスはグリーンインフラレンディングから集めた資金で事業を展開したため、その流れを止められた今、最悪の結果すら想像することができます。

既にマネオ(maneo)はグリーンインフラレンディングでのファンドは完全に停止すると案内しています。

グリーンインフラレンディングへのファンド募集停止のお知らせ

まずは、グリーンインフラレンディングへ投資している投資家保護を最優先事項として考えていってほしいです。

以上、「証券取引等監視委員会が行政処分!マネオ(maneo),グリーンインフラレンディング,JCサービス。一体どこが悪なのか。」でした。

クラウドファンディングへの投資家は慎重に行わなければなりません。
こちらの記事を参考にしてください。

マネオ(maneo)、グリーンインフラレンディング、JCサービスの問題から見るクラウドファンディングの問題について
世間を賑わしているJCサービス、グリーンインフラレンディングの使途不明金の問題。 JCサービスがグリーンインフラレンディングを通して投資家から募集した資金が、当初投資家に案内していた募集要項とまったく違う用途で使用されていたことで、証券取引等監視委員会(SECS)がグリーン...
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