現金払いからカード払いで支払いをする人が増えてくる中で、「クレジットカードは知っているけど、デビットカードってどんなカードなの？」という方のために、デビットカードのメリット、デメリットについて解説したいと思います。
この記事を読めばどこの会社のデビットカードを使えばいいか等、よくわかるようになるはずです。
クレジットカードが苦手な方でもデビットカードはいいかも！っと思うきっかけにもなると思うので、是非この機会にデビットカードについて理解を深めていただけたらなと思います。
この記事の目次
デビットカードとは
デビットカードって名称がわかりづらいところがありますが、要は今あなたが持っているキャッシュカードがデビットカードです。
「言っている意味がわからない。」
「キャッシュカードはキャッシュカードでしょ？」
っと思ってしまうかもしれませんが、キャッシュカードに決済機能を付けたものが「デビットカード」なんです。
デビットカードは日本での知名度はあまり高くありませんが、海の向こうのアメリカ合衆国ではむしろクレジットカードよりもずっとメジャーな電子カードとしての地位を確立しているんです。
また、日本においてもデビットカードの普及率は上昇傾向でクレジットカードからデビットカードにメインカードを変更する人も多くなっています。
↓の記事は大手クレジットカード会社のJCBが発表したデビットカードの普及率をデータ化したものです。
年を追うごとに利用者が増えていっているのがわかります。
デビットカードを発行している銀行
極々一部の銀行を除いてデビットカードはほとんどの銀行で発行することが可能です。
有名なところだと、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、ゆうちょ銀行ですね。
上記のようなメガバンク以外にも横浜銀行や京都銀行などの地方銀行もデビットカードの発行を行っています。
ですので、デビットカードを作りたい！という方はお手持ちのキャッシュカードを発行している銀行に行って、「デビットカードの機能をつけてほしい！」と言えば、すぐ手続きを取ってくれますよ。※デビットカードを発行していない銀行ももちろんありますので、事前にお電話等で確認するようにしてください。
意外な話のひとつとして、デビットカードは銀行が先頭にたって普及を促している電子決済型カードですが、なんとメガバンクの一角であるみずほ銀行がデビットカードを発行を始めたのは2017年に入ってからなんです！これを意外な話だと思うのは私だけですかね？笑。
なぜ、みずほ銀行のデビットカード発行が遅れたかは謎のままです…。
デビットカードの支払い方法は実に簡単
デビットカードの支払い方法はクレジットカードと同じですので、支払いの時に緊張する必要はありません。
お会計の時にデビットカードで支払いたい旨を店員さんに伝え、専用の機器に暗証番号を入力して数秒まてば決済完了です。
①デビットカードで支払いたいと店員さんに伝える。
②暗証番号を入力
③入力後数秒まって決済完了。
クレジットカードと一緒ですね。
注意してほしいのはデビットカードは銀行口座から即引き落としがかかりますので、口座残高以上に会計額が高いと決済できません。
デビットカードを利用する場合は、決済引き落とし口座の残高を把握しておく必要があります。
デビットカードには2種類ある
一概にデビットカードといっても実は2種類あります。また、デビットカードというものが誕生してかなりの時間が経っているのに、これだけ認知度が低いのも実はここに問題が隠されています。
J-debitカード
最初の一種類目がJ-debitというデビットカード！はっきり言ってあんまりイケてないデビットカードです…。
J-debitカードは一般的なデビットカードの機能は有しているものの、デメリットとしてJ-debitと提携しているお店でしか利用することができないという難点があります。
J-debitと提携しているお店もそう多くはないため、あまりJ-debitカードを持っていても使う機会は皆無といえます。
これが、デビットカードが普及してこなかった最大の理由でも実はあるんです。
ブランドデビットカード
今もっと熱いデビットカードがこちらです。J-debitカードと一体全体何が違うのかというと、利用できる店の数が圧倒的に違うところ！
ブランドデビットカードの代表的なものが、CMなどでよく放送されているVISAデビットカードです。
VISAデビットカードはその名前の通りでVISAブランドを持っているため、VISAと提携しているお店であればどこでも利用することが可能です。
JCBデビットカードであればJCBと提携しているお店といった感じです。
・J-debit：J-debit加盟店のみ利用可能
・VISAブランドデビットカード：VISAが使えるお店利用可能
・JCBブランドデビットカード：JCBが使えるお店利用可能
デビットカードの普及率が向上しているのは、このブランドデビットカードの出現が大きな要因になります。
最後に
ここまで読んでもらった方はデビットカードが一体どんなカードなのかを理解してもらえたかと思います。※理解できなかったらごめんなさい。私の解説の仕方が悪いです泣
個人的にはデビットカードよりもクレジットカードの方が保証がついていたりポイントで優遇されたり見栄を張れたり笑、でおすすめではあるのですが、クレジットカードは実質カード会社の立替払いという特性をもっている以上、抵抗のある方も多いかと思います。
そんな方にはデビットカードがおすすめです。
また、クレジットカードとデビットカードでどっちを作ろうか悩んでいる方は、下記の記事でクレジットカードの発行をどうするかご判断いただければと思います。
以上、「デビットカードを作るならまずは基礎を抑えよう！デビットカードはどんなカードなのかを解説します！」でした。