東野圭吾氏の「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を読んだので、感想をまとめます。
一部ネタばれもありますので、経緯や結末を知りたくない人は違う記事を読んでくださいな。
「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は東野圭吾氏の作品で、すでにドラマ化も予定されているほどの中々の人気作なんですが、私個人の感想としては正直つまらなかったです。
個人的に東野圭吾氏は好きな作家さんなのですが、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は面白くなかった。
全5章で構成されるストーリーは主人公の悪ガキ3人組がかつてお悩みを相談をしていた雑貨店に忍び込み、過去の人間と手紙でやりとりし、様々な悩みを解決していくというちょっとしたSFものです。
各々相談者が知らず知らずのうちに絡み合い、ストーリーは進んでいきます。まあ、すごい端的にいってしまうと、相談者一人ひとりが5mくらい離れているって感じ?わかりにくいですかね?笑。
メリハリがなくなんとなくダラダラしている
この作品はハラハラドキドキといったものはなく、単調にストーリーが進んでいきます。全5章で構成されてはいますが、1章1章に大きな違いはなく、登場人物と相談内容が変わっているだけで展開はほぼ一緒。読んでいて眠くなってきてしまいます。
ラストが無理やりすぎる
東野圭吾氏の特徴として、最後は読者の想像の遥か上をいくドンデン返しがあったり、感動したりと一種のドラマがありますが、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」に関してはそれがありませんでした。
最終的に主人公3人組は心変わりをして、警察に自首しようという展開になるのですが、その理由が全然理解できない!いや!頑張ればできますよ!?でも頑張らなきゃ理解できない笑。無理やり感がハンパなく、正直主人公たちに感情移入できませんでした。
読破後に感想が沸かなかった
それなりに長い小説を読んだ後だと、少なからずその小説に対する感想や考えなどが沸くと思いますが、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」に至っては何も感想が沸きませんでした。
自分でもなんでこんなにこの作品への印象がないんだろうと不思議に思ったくらい。中身をあまり感じることができませんでした泣。
まあ、感想は人それぞれ!100人いれば100通りの感想を持ちます。私は面白いと思いませんでしたが、違う人が読めば面白いと思うかもしれない!
気に入った方は実際に読んでみて、あなたが思った感想を教えてください。
以上、「東野圭吾氏の「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を読んだ感想まとめ。正直あまり面白くなかったという話。」でした。