サイトやブログの運営をしたことがある人なら一度は意識したことがあるであろうドメインパワー。
どんなに不出来な記事であってもドメインの力が強いと検索上位に表示され、どんなに良質な記事であってもドメインパワーが低いと検索上位に表示されないというインターネットの七不思議と言っても過言ではないこのテーマ。
一応知らない方のためにドメインパワーについて、解説しておきます。
ドメインパワーとは、1ワードではなく「ドメイン」と「パワー」の二つのワードが合わさった造語です。
ドメインとは、すごく簡単にいうとインターネット上の住所を指すもので、唯一無二の存在です。
ちょっと難しくいうと、インターネットという世界の中で一つ一つのサイトやブログを確定させるための識別情報になります。
つまりドメインは重複することが許されません。例えばGoogleのドメインは、「google.com」ですが、これをGoogle以外が取得することはできません。
人間でいうなら、ドメインは住所、サイト名は名前って感じです。
・ドメインパワーが強いイコール高級住宅
上述したとおり、ドメインはインターネットの世界でいうところの住所であり家です。
ドメインパワーが強いということは、それだけ家が大きく立派ということ。つまり高級住宅ですね。
ドメインパワーの強さは検索順位に大きく影響します。
Googleさんは立派な家が好きということです。
ドメインパワーを上げるには
ドメインパワーの向上に必要なのは、良質な記事を書くことと言われていますが、これはまああたりまえですよね。
良質な記事というのは、理路整然と書かれており論理的であり、文字数が多く、かつ非リンクを集めやすい記事です。
毎日サイトを更新して大量の記事を生産していれば、ドメインパワーは勝手に上がっていきます。
私の経験上は、記事の量よりも被リンク数のが重要な印象ではあります。
ドメインパワーを調べるには
ドメインパワーは「MOZ」というサイトで調べることができます。
Googleが作ったサイトではないので、その数値が正確かというと微妙なところではありますが、参考にはなると思います。
ドメインパワーの調べ方については、「雑記ブログ卒業」さんが、詳しく書いているので、そちらを参考にしてみてください。
かなりわかりやすく書いてあります。
Googleはなぜドメインパワーを重要視するのか
Googleの検索アルゴリズムが、本当に優秀であるならば、記事の内容とユーザービリティだけをチェックすれば事足りるはずです。サイトの運営年数と良質の記事は紐づかないからです。サイト運営10年の人よりも運営1ヶ月の人のが、内容も濃く良質な記事を書くことだってあるはずです。
しかし、Googleは後者を上位には持っていきません。
ドメインパワーが弱いからです。
Googleはサイトの運営年数も検索アルゴリズム判定のための重要な要素の一つとして考えているのでしょう。
新規サイトが良質な記事を書いたとして、それを毎回検索上位に表示したとしたら、Googleの検索結果はめちゃくちゃになってしまいます。
「良質な記事を書いたサイトが上位にくるんだからいいじゃん!」と思う人もいるかもしれませんが、それは一時期なものであり、ユーザーに愛されたサイトが埋もれてしまうことに繋がります
個人的には、Googleは良質な記事を掲載しているサイトも重要視するが、ユーザーの信用を勝ち取ったサイトをなるべく上位に表示するようにしているのかなっと。
そう考えると運営年数の長さ=ユーザーの信用ってなるんですよね。うーん。難しい。
まとめ
もしサイトやブログを運営していて1年近くドメインパワーが上がらなければ、運営方法や記事の内容、書き方などを見直す必要があると言えますね。
ドメインパワーアップのために意識すべきこと
・文字数の多い良質な記事と認識できるものを書く
・被リンク数を増やす
・更新頻度を上げる
重要なのはこのあたりでしょうか。
あたりまえっちゃあたりまえなのですが、このあたりまえを継続して続けるのってすごく難しいですよね。
とはいえ、ドメインパワーを上げるには、やるしかない!!
私の経験上、ドメインパワーが1から少しでも上がれば、その後は定期的にレベルアップしていきますね。
以上、「Googleアルゴリズムが考えるドメインパワーについて。1年上がらなければサイトの見直しをすべきか!」でした。