住宅金融支援機構のサイト上及び「都税クレジットカードお支払サイト」で、最大72万件のクレジットカード情報が流出した可能性があるようです。
GMOペイメントゲートウェイが公式サイト上で発表しました。
GMOペイメントゲートウェイ株式会社(以下、当社)において運営受託しております東京都様の都税クレジットカードお支払サイトおよび独立行政法人住宅金融支援機構様の団体信用生命保険特約料クレジットカード支払いサイトにおいて、第三者による不正アクセスが確認され、情報が流出した可能性があることが判明いたしました。
このような事態を起こし、お客様および関係者の皆様に多大なるご心配とご迷惑をお掛けいたしますこと、心より深くお詫び申し上げます。
クレジットカード情報が流出した可能性のある総件数
クレジットカード情報が流出した可能性のある総件数は、676,290件だそうです。
1 | クレジットカード番号・クレジットカード有効期限 | 61,661件 |
2 | 1に加え、メールアドレス | 614,629件 |
クレジットカード番号と有効期限の流出件数が61,661件。それにメールアドレスを加えると614,629件となるそうです。
番号と有効期限の流出件数が比較的少ないのは、プログラム的に侵入しにくい別ロジックになっていたためと予想されますが、それでも61,661件の流出は多いですね。
個人的に気になるのは、メールアドレスの流出件数が多すぎることです。今回の件に限らず、メールアドレスは売買されやすいものでもあるので、ちゃんとセキュリティ構造の元に管理してほしいですね。
独立行政法人住宅金融支援機構からの流出件数は43,540件
独立行政法人住宅金融支援機構からの流出件数は43,540件となります。
1 | クレジットカード番号・クレジットカード有効期限・セキュリティ コード・カード払い申込日・住所・氏名・電話番号・生年月日 |
622件 |
2 | 1に加え、メールアドレス・加入月 | 27,661件 |
3 | 1に加え、メールアドレス | 5,569件 |
4 | 1に加え、加入月 | 9,688件 |
やはりクレジットカード番号や有効期限などの情報の流出件数は622件と全体からみると少ないです。
まとめ
電子マネーが普及してきた現在では、こういったトラブルはあってはならないものです。最近では楽天Edyの不正利用問題が高等裁判所で判決が出たばかりです。
クレジットカードなどに関する情報は、その人の人生そのものに影響を与えかねません。
GMOペイメントゲートウェイには、早急な問題解決及び是正と再発防止を徹底してほしいですね。
・参考リンク
以上、「72万件のクレジットカード情報が流出した可能性!不正利用に注意!」でした。