日本に「Apple Pay」が上陸してからまだ日が浅いですが、海の向こうのシンガポールでは日本よりも先行して「Apple Pay」がリリースされていたことをご存じでしょうか。
日本ではSuicaやクレジットカードなどで「Apple Pay」が利用できるようになっており、とてつもない勢いで普及していますが、先行リリースしたシンガポールでは「Apple Pay」の利用状況はどうなんでしょうか。記事にしたいと思います。
日本での「Apple Pay」事情について知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
シンガポールの電子マネー事情について
シンガポールはカード主義の国家で、現金払いよりもカード払いが主流です。アメリカと同じですね。
ほとんどの場所やお店で電子マネーが利用できます。コンビニ、レストラン、タクシーや電車などではあたりまえのように利用することができ、電子マネーへのチャージも駅だけでなくATMで行うことができます。
シンガポールで利用されている電子マネーは大きく下記二つです。
・NETS
・EZ-LINK
この二つのカードに機能的な差異はほとんどありません。敢えていうとNETSの方が有効期限が長いことくらいです。
シンガポールの主要銀行が「Apple Pay」に対応
シンガポールで「Apple Pay」でリリースされた直後は、アメックスのみで利用が可能でしたが、現在ではシンガポールの主要銀行が「Apple Pay」に対応しており、利用の幅がかなり拡張されているようですね。
以下は、対応したシンガポールの主要銀行一覧です。海外によく行かれる方はなじみのある銀行もあるのではないでしょうか。
・POSB
・DBS
・UOB
・OCBC
・Standard Chartered
「Apple Pay」は7か国で利用ができる
「Apple Pay」が利用できる国は、現在時点の情報で日本、中国、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、シンガポールの計7か国ですが、実は、この7か国以外にスイスでのサービス開始も噂されています。
っというのは、Appleが去年の2月にスイスで「Apple Pay」の商標登録を行っているようなんですね。スイスでサービスが開始されれば計8か国で「Apple Pay」が利用できるようになります。この動きはどんどん加速していくでしょうから、来年の今頃にはほとんどの主要国で「Apple Pay」の利用ができるようになっているでしょう。
まとめ
日本以外でも世界主要国で「Apple Pay」の利用は開始されていて、スイスでのサービス開始が現実のものになれば計8か国で「Apple Pay」の利用が可能になります。
アメリカやイギリス、シンガポールなどは日本とは違いカード主義の国なので、「Apple Pay」の普及は爆発的に進むと予想しています。
最近では、ITの促進課やメディアの報道が活発であることから日本もだんだんと現金主義からカード主義に移り変わりつつあるようですので、これから日本で「Apple Pay」がどれだけ浸透していくのか楽しみです。
以上、「「Apple Pay」はシンガポールでも利用可能!世界7か国でサービスが開始されています。」でした。
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