クレジットカードにキャッシング機能をつけるかどうかについて悩む人が多いことだろう。
きっとこの記事をgoogleやyahoo検索からきた人は、まさに今その悩みを抱えている人だと思う。
個人的にはクレジットカードにキャッシング機能をつけるべきと思うし、「キャッシング機能をつけたほうがいいですか?」という質問を受けた場合でもはっきりとつけなさいと返すだろう。
ただ、それにはある程度の適正がある人に限られる。なぜならば、キャッシング機能は使い方を間違えれば、破滅しかねない危険なものだからだ。
下記事項に二つ以上当てはまるのであれば、キャッシング機能をクレジットカードにつけるべきではない。
①ギャンブル依存症
②給料が毎月手元に残らない
③借金癖がある
④現時点で預貯金がない
⑤親からの仕送りを受けている
キャッシング機能はクレジットカードを利用した究極の借金であることを認識したほうがいい。
どこのカード会社であってもキャッシングに適用される年利は最大の15%で設定されていることが多い。仮に15%でなくても限りなくそれに近い利率になっているはずだ。
お金に困っている人だと利息の支払いですらできない可能性が高いぞ。
この記事の目次
キャッシングNG①:ギャンブル依存症
言わずもがななことであるが、ギャンブル依存症の人やその疑いがある人はキャッシングの利用は控えたほうがいいし、今後もつけるべきではないだろう。
はっきり言って、ギャンブル依存症は最もキャッシングを利用してはいけない人種であるといえる。
自身のキャパシティーを超えてお金を使ってしまし、現預金がゼロになってしまった場合でも少し悩んだ挙句キャッシング機能を利用してまたギャンブルを行ってしまう可能性が最も高いからである。
ギャンブルは適度にやる分には問題ないが、のめり込みすぎると身を滅ぼしてしまう。現時点で暇な時間があったらパチンコやスロットなどのギャンブルに行ってしまう人は、まずは生活習慣を見直してからキャッシングを利用するかしないか考えてもいいと思う。
キャッシングNG②:給料が手元に残らない
まず誤解しないでほしいが、貰った分で毎月の生活をこなしている人であれば問題ない。ここでいう給料が手元に残らないというのは、毎月用意されたお金がマイナスに落ちてしまう人を指している。
貯金を切り崩して補填しているのであれば問題ないが、現金が手元になくなりクレジットカード等で凌いでいる場合などは、赤信号である。
「銀行に残り1万円くらいしかないし、しばらくはクレジットカード使ってすごすかー」という状況だ。
絶対にキャッシングを使ってはだめだとまでは言わないが、一定レベルの自制心を要求されるだろう。
キャッシングNG③:借金癖がある
何も語ることはない。クレジットカードすら持たないことをすすめる。
キャッシングNG④:現時点で預貯金がない
色々な理由があると思う。冠婚葬祭などで突発的に出費が重なることもあるだろう。特に20代後半の人であれば友達が結婚しだし子供生まれ、お祝儀やらなんやらで貯金がなくなってしまうということも考えられる。
上記のような理由であれば、キャッシングの利用は問題ないとは思う。
今回NGの対象としているのは、浪費癖がある人である。浪費癖があったとしても、ある一定ラインで自制できるのであれば問題ないが、そうではない場合は気をつけたほうがいい。
キャッシングNG⑤:親からの仕送りを受けている
主に大学生に向けてになるが、仕送りの範囲で生活し、足りない分はアルバイトなどで補うことを考えよう。今は自分自信の力で乗り切ってみるんだ。
キャッシングは一種の魔法である
キャッシング機能の怖いところその気軽さにある。カード1枚あれば、カード会社に許された範囲でお金を自由に引き出すことができる。
この気軽さが一種の魔法だ。キャッシングで引き出したお金は君のお金ではなく、カード会社のお金だ。高い利息をプラスしていつか返さなくてはならない。
クレジットカードは魔法のカードではない。
キャッシングを利用しないならば、潰してしまおう
もしクレジットカードでショッピング枠しか使っていない、また今後もそれが変わらないのならばキャッシング枠は潰してしまおう。
キャッシング枠を外すのは非常に簡単だ。保有しているクレジットカードの発行会社に電話をかけ、「キャッシング枠を外したい」、「キャッシング枠を0にしたい」と伝えるだけである。
あとはオペレータがやってくれる。
ただ、こう思う人もいるのではないだろうか。
「キャッシングは使わないけど、何かあった時のためにつけておこう」
はっきり言って間違っていない。至極当然の意見だし、的を得た考えである。
ただ、その場合は盗難などに注意してほしい。ショッピング枠の利用と違い、キャッシングは一瞬でことが済んでしまう。今やATMでお金を引き出せるからだ。
キャッシングはいざという時のもの
使い方を間違わなければキャッシングはとても強い味方になる。ただ、利用する時はいざという時に限定しよう。
キャッシング=クレジットカードによる究極の借金
これを忘れてはいけない。
以上、「クレジットカードは魔法のカードではない。キャッシングを利用する前によく考えることをおすすめする」でした。