クレジットカード関連のサイトは今や掃いて捨てるほどありますね。特にクレジットカードの比較サイトはすごい数です。クレジットカード比較とかで検索するといろんなクレジットカードを比較したサイトがわんさかひっかかります。どこのサイトでも似たようなことを書いているのですが、そんな中でもある共通点があるのに気づいた人もいるんじゃないでしょうか。そう。どこのサイトも紹介しているクレジットカードがほぼ同一順位で紹介されているんです。
なぜでしょうか?そんなクレジットカード比較サイトの裏事情を徹底解説します。
この記事の目次
クレジットカード比較サイトはアフィリエイトをとにかく頑張っている
クレジットカード比較サイトは、収益を上げることやお小遣い稼ぎを第一の目的にしていることがほとんどです。単純にいうとアフィリエイトリンクを貼りまくり広告収入を得ようと躍起なんですね。現に「クレジットカード」や「クレジットカード比較」などのワードで検索すると個人サイトではなく法人運営の企業サイトが軒並みヒットします。個人サイトはサイト運営そのものが好きだったり趣味の範疇で運営していることが多く、客観的な視点での紹介や解説を行うことができますが、企業運営のサイトだとそうはいきません。収益性を求めなければいけなくなるので、どうしても儲かる商材を率先して紹介したくなります。
アフィリエイト(※アフィリエイトを知らない方ググってください)は各商材毎に単価が違います。それは「クレジットカード」という一つのジャンルにおいて決まった金額が設定してあるのではなく、広告を出している会社毎にバラバラなんです。一件10000円近い広告料を設定している会社もあれば、一件500円くらいの会社もあります。
A社とB社のクレジットカードがあったとして、B社のほうがポイント還元率も付属しているサービスもA社を上回っていたとしても、成約報酬額がA社のほうが高かった場合、クレジットカード比較サイトはA社のクレジットカードを率先して紹介します。B社のほうが優秀であったとしてもです。
当然高い金額をもらえたほうが嬉しいですよね。クレジットカード比較サイトは成約報酬額が高く設定されているクレジットカードをとにかく紹介しまくることに力を注ぐのです。そこにカードの性能なんて関係ありません。
楽天カードが比較サイトで紹介されない理由
上述したように比較サイトは広告収入額の多寡によって比較対象を選別しています。
楽天カードはアフィリエイトでの広告収入額が他社と比べてとにかく低いです。楽天カードが3枚発行されて、やっと某会社のクレジットカードを1枚発行した金額に到達するくらいです。
楽天カードはサービスがリリースされた直後は、他社に比べて質が悪かったですが現在は発行元である楽天が大きく成長したこともあり、他社と比べてもまったく遜色ない機能をもっています。単純にサービスや機能性を比較すればかなり上位に食い込むクレジットカードなのですが、いかんせん広告収入額が低い!だったら楽天カードじゃなくて他のクレジットカード会社のカードを紹介しようと思う気持ちもわかりますが、仮にも比較サイトならば公平公正に比較してほしいものです。
金額によって比較する対象の序列を決めてしまうとユーザーが本当に求めている情報を提供できません。
クレジットカードを作る時は比較サイトに頼らず自分で調べることが大切
比較サイトの情報は金額の多寡で判断されていることが多いため、正確ではないことが多いです。クレジットカードの発行を考えている時は、公式サイトなどに掲載されている情報を第一とし、比較サイトの情報はこんなクレジットカードがあるんだなーくらいに留めるほうがいいでしょう。
①:比較サイトでどんなクレジットカードがあるのかをチェック※正しく比較されていないことがあるためサービスなどの記述は無視
②:①で気になったクレジットカードの公式ホームページで詳細をチェック。※自分自身で比較してみる
こんな感じでしょうか。自分自身で複数社のクレジットカードを比較してどのカードにするかを選べば後悔することないですよ。
以上、「クレジットカード比較サイトのランキングがどこでも一緒な理由を徹底解説!そこには広告収入というお金の話が深く関係しているんです。」でした。