みずほ銀行がデビットカードの発行を開始!クレジットカード大手のJCBと連携し「みずほJCBデビット」をリリースしました

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メガバンクで唯一デビットカードの発行を行っていなかったみずほ銀行が、クレジットカード大手のJCBと連携しついにデビットカードの発行を開始しました。2017年1月4日(水)より「みずほJCBデビット」の発行を開始するそうです。

公式サイトより発表されました。

株式会社みずほ銀行(頭取:林 信秀)は、株式会社ジェーシービー(代表取締役兼執行役員社長:浜川一郎、以下「JCB」)と提携し、「みずほ JCB デビット」の取り扱いを開始します。当行 WEB サイト、ならびにカンタン口座開設アプリでの申込受付を 2016 年 12 月 26日(月)より、店頭での申込受付を 2017 年 1 月 4 日(水)より開始します。

「みずほ JCB デビット」は、国内外やインターネット上における JCB 加盟店(約 3,100 万件)※1でのショッピングに利用可能で、カード利用時に口座から即時に利用代金が決済※2されるため、現金支払いと同様にご利用いただける商品です。キャッシュレス社会が進展する中、多様化する個人のお客さまのペイメントニーズにお応えします。

デビットカードはクレジットカード嫌いの方にはおすすめのカードです。支払った直後に指定口座から直接引き落としがかかるデビットカードとは違い、クレジットカードは一種の借金になりますので、抵抗を覚える方も多いかと思います。デビットカードなら支払いを現金払いを行ったのとほぼ同様ですので、使いすぎの心配がなく安心して利用できます。
また、デビットカードを利用するとすぐにメールが送られてくるように設定することもできますので、利用状況を即座に確認することができるため安全です。

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これはテスト

「みずほJCBデビット」のメリット

下表は「みずほJCBデビット」の特徴や保険などのサービスをまとめたものです。さすがメガバンクの一角であるみすほ銀行が提供するデビットカードなだけあるなと思います。

商品名 みずほJCBデビット
国際ブランド JCB
お申し込みいただける方 日本国内在住で満15歳以上(中学生除く)の個人のお客さま
年会費
  • 初年度無料
  • 2年目以降は以下①②のいずれかの条件を満たすお客さまは無料
    • ①満23歳以下のお客さま
    • ②「みずほJCBデビット」を年1回以上ご利用されたお客さま
  • 1年間ご利用がなかった場合、1,080円(消費税等を含む)の年会費が発生します
利用特典
  • 毎月ご利用額の0.2%をキャッシュバック
  • 月1回以上のご利用で、みずほマイレージクラブのうれしい特典
カード付帯保険
  • 旅行傷害保険(国内・海外)
    • 最大3,000万円
  • ショッピングガード保険(海外)
    • 年間最大100万円
その他付帯サービス JCBカード共通のカード付帯サービス
発行手数料 新規、再発行ともに無料
海外利用時手数料 海外での利用については、JCBが定める基準レートにみずほ銀行所定のレート(3.4%)を加算したもので円換算いたします。
ご利用方法 国内・海外のJCB加盟店(インターネット上のオンラインショップ含む)でご利用いただけます。

  • 一部ご利用いただけない加盟店がございます。
    • ご利用不可加盟店
  • 一部のインターネットショッピング加盟店での利用は海外利用扱いとなることがございます。
  • 国内・海外ともにATMでの現金の引き出しはできません。
ご利用可能額 【初期設定】
1日あたり:50万円、1回あたり:50万円、1ヵ月あたり100万円
【設定可能最大額】
1日あたり:200万円、1回あたり:200万円、1ヵ月あたり250万円

  • 株式会社ジェーシービーが提供する会員専用WEBサービス「MyJCB(マイジェーシービー)」にて設定可能最大額の範囲内で自由に設定可能

みずほ銀行をメインバンクに持っている人であれば、みずほマイレージクラブの「うれしい特典」を受けることが可能です。
ATMの利用料が無料になったり、みずほ銀行へ向けての振込であれば振込手数料がかかりません。

まとめると下表のような感じです。
・みずほ銀行本店と支店宛の振込手数料が無料になる
・イオン銀行のATM、みずほ銀行のATMの時間外手数料が無料になる
・コンビニにあるATMの利用手数料が無料になる。※これは時間外手数料も含まれます。ちなみに銀行はローソン、ファミリーマートまたはセブン銀行などが対象になります。大手のコンビニであれば問題ないですね。

知識として知っておかなければいけないことは、イオン銀行での取り扱いです。みずほ銀行ATMの場合は特に意識する必要はないのですが、イオン銀行ATMで振込を行った場合その時点では所定の手数料が書かれます。しかし、これは翌営業日付で所定口座にキャッシュバックされますので、一時期に手数料がかかってしまったとしてちゃんと戻ってきますので安心してください。

「みずほJCBデビット」は海外保険が付帯

さすが三大メガバンクの一角であるみずほ銀行です。「みずほJCBデビット」は海外保険が付帯しているので、海外でも安心してショッピングを楽しむことができます。また、このカードを利用して購入した商品は一定期間の間補償されますので、万が一盗難や破損してしまったとしても大丈夫です。

また旅行障害保険も充実しています。
あんまり知られていないのですが、デビットカードで旅行障害保険が付帯しているのは結構珍しいです。クレジットカードですら旅行障害保険が付帯していないカードがあるほどですからこれはかなりのメリットです。「みずほJCBデビット」はみずほ銀行が発行しているだけに保険についてはかなり充実していると言えるでしょう。

ただ、旅行障害保険は利用してはじめて付帯されます。日本国内での旅行はもちろんのこと海外旅行についても同様です。一回は使わなくてはだめなんですね。保険金額については下表にまとめますのでご覧ください。

補償項目 最高保険金額 補償する場合
傷害死亡 3,000万円 偶然な事故によるケガが原因で、事故の日を含めて一定期間内に亡くなられたとき
後遺傷害保険金 3,000万円 偶然な事故によるケガが原因で、事故の日を含めて一定期間内に後遺障害を生じたとき、その程度に応じて
傷害治療費用 100万円 事故の日を含めて一定期間内に偶然な事故によるケガが原因で医師の治療を受けたとき
疾病治療費用 100万円 疾病が原因で旅行期間終了後一定期間内に医師の治療を受けたとき、または特定の伝染病が原因で一定期間内に医師の治療を開始したとき
賠償責任 2,000万円 他人の身体の障害または他人の財物の破損または紛失について法律上の賠償責任を負ったとき
携行品損害 1旅行20万
年間100万円
携帯品が盗難、破損、火災などの偶然の事故にあって損害を受けたとき
1事故3,000円の自己負担あり
救援者費用 100万円 捜索救助等が必要になった場合
1年間の限度額

ちなみに「みずほJCBデビット」は、年一回の利用で年会費が無料になります。

「みずほJCBデビット」は年会費が初年度無料

気になる年会費ですが初年度は無料で二年目以降は本会員で年間1080円(税込)、家族会員ですと年間432円(税込)かかります。ただ、どこよりも遅くデビットカードをリリースしたみずほが他社とまったく同じにするわけがありません。そう。初年度は無料なのはあたりまえで、二年目以降の年会費について、年間一度でも本カードの利用があった場合は、無料になります。

「みずほJCBデビット」のデメリット

大きく二つありますが、まず一つ目がvisaと連携したデビットカードでなくJCBと連携したデビットカードである点です。日本国内においてもJCBよりもvisaのシェア率のほうが高く、visaの方がJCBよりも使える店舗が多いです。JCBもシェアを年々拡大していますが「みずほJCBデビット」を使おうと思ったら、この店はJCBに対応していなかった!って事態に遭遇するかもしれません。

二点目です。勘のいい人ならここまで読んでもうお察しかもしれませんが、みずほ銀行をメインバンクに持ってない人はあまり利用する意味がありません。みずほマイレージクラブの特典もみずほ銀行をメインバンクに持っている人にたいしてのサービスになりますし、仮に三井住友銀行をメインにしていますって人だとまったくカードの恩恵が受けられません。

また、「みずほJCBデビット」と他社のデビットカードの機能性については、大きな違い正直いってありません。ただ、それは機能性という点についてのみです。
例えば、クレジットカードも各社毎にサービスには特徴がありますが、機能という面についてはまったくと言っていいほど違いがありません。クレジットカードですらどんぐりの背比べ状態なのですから、デビットカードに各社毎に昨日の違いがでるなんてことはないですね。

みずほ銀行をメインに扱っておりデビットカードに対して抵抗がない方であれば、みずほマイレージクラブの特典も享受できますし「みずほJCBデビット」は利用する価値はあるかと思います。
ただ、みずほ銀行と縁がない方は他社のデビットカードのサービスを受けたほうがマッチするかもしれません。

ちなみにカードフェイスは二種類から選択可能です。

「みずほJCBデビット」も他社と同様にメリットもデメリットもあり一長一短です。しかし、メガバンクの一つであるみずほ銀行が提供しているカードだけあって、信頼性は非常に高い上に万が一の事態が発生したとしても充実したサポートを受けることができます。
それにデビットカードはクレジットカードと違いその場で引き落としが行われるため、使いすぎの心配もありません。ATMでいちいちお金を引き出す必要もなくなるので、ある意味クレジットカード以上の利便性も発揮します。
ちなみにデビットカードはまだ日本では一般的ではありませんが、アメリカではクレジットカード以上にシェアが高い事実があります。
まあ、ポイント還元率などで見てしまうとクレジットカードに負けてしまうのですが。どうせカード払いをするならポイントを貯めたい!という人はデビットカードでなくクレジットカードをもつことをおすすめします。
三井住友visaカードなどは、サービス充実してますしポイント還元率も大手会社ならではのものを持っているので、個人的にはとてもおすすめですよ。

今回みずほ銀行がデビットカードの発行を開始することにより、メガバンクでデビットカードを取り扱っていない銀行はなくなりました。
各社で熾烈なデビットカードのシェア拡大を争いがおこるのかドキドキです。※さすがにおこらないですね。

みずほ銀行のデビットカードは信頼性が高い

みずほJCBデビットのメリットやデメリットを色々と書いてきましたが、やはり「みずほJCBデビット」の最大の利点は、日本有数のメガバンクの一角であるみすほ銀行が提供するデビットカードであることです。
デビットカードは、クレジットカードとは違い、その場で口座決済されますので、支払いが先送りになりません。借金が嫌いな人にはおすすめできる機能は持ったカードですし、みずほ銀行が提供していることもあって万が一の事態でも安心して利用することができます。

デビットカードは、中学生以外の15歳以上の人であればもつことが可能です。借金をするわけではないので、18歳以上である必要がありません。
今やゲームもネットからダウンロードする時代であり、ゲーム内で購入するアイテムもネット経由での購入があたりまえになっています。
クレジットカードは子供に持たせるのは心配という親御さんもデビットカードならお子さんに渡していいではないでしょうか。
ゲームに使いすぎても困ると考える人は、例えばデビットカード引き落としに使う口座には毎月1万円しか入れておかないなどの対策をとっておけば、口座残高以上の引き落としができないデビットカードは、使いすぎることを防いでくれます。

また、頻繁にATMからお金を引き出す方にもデビットカードはおすすめです。口座決済のデビットカードはATMからお金を引き出すときと違い、手数料がかかりません。しかも、ほとんどのデビットカードには現金キャッシュバックのサービスがついていますので、現金を口座から引き出して使うよりも遥かにお得です。
上述していますが、「みずほJCBデビット」なら、利用金額に応じて0.2%の現金キャッシュバックがされます。

以上、「みずほ銀行がデビットカードの発行を開始!クレジットカード大手のJCBと連携し「みずほJCBデビット」をリリースしました」でした。

これを機にデビットカードを持っていない方は発行を検討してもいいかもしれません。

・参考リンク

デビットカードを作るならまずは基礎を抑えよう!デビットカードはどんなカードなのかを解説します!
現金払いからカード払いで支払いをする人が増えてくる中で、「クレジットカードは知っているけど、デビットカードってどんなカードなの?」という方のために、デビットカードのメリット、デメリットについて解説したいと思います。 この記事を読めばどこの会社のデビットカードを使えばいいか等、よ...
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