クレジットカードの発行を考えて、ネットで調べているとよくこの「プロパーカード」というワードがでてきませんか?
クレジットカードの基礎的なところですが、今回プロパーカードについてを記事にしようかと思います。
プロパーカードとは
プロパーカードというのは、国際ブランドのライセンスを持っている企業が発行するクレジットカードのことです。
そもそもプロパーカードは、狭義の意味と広義の意味があります。
狭義の意味でいうと、プロパーカードは7大国際ブランドの中の3社が発行するカードのことを指します。
①JCBが発行するクレジットカード
②アメリカン・エクスプレスが発行するクレジットカード
③ダイナースクラブが発行するクレジットカード
本来であれば、上記3社が発行するカードのみを「プロパーカード」と呼びます。
逆に広義の意味の「プロパーカード」とは何を指すかですが、
これはすごいざっくりいうと、誰でも知っているクレジットカード会社のことを指します。
下記3社などはイメージがつきやすいのではないでしょうか。
①三井住友visaカード
②楽天カード
③セゾンカード
これらのカードは、自社で国際ブランドのライセンスを保有していない企業です。
つまり、VISAやMasterCardなどの国際ブランドをもつ企業と提携した、いわゆる「提携カード」も広義の意味だとプロパーカードと言われます。
三井住友visaカードなどは、その知名度が圧倒的ですので日本だとVISAカード=三井住友visaカードという印象が強いのも事実ですから、
プロパーカードと誤認されてもしかたないかもしれません。
提携カードとは
上記でも少し触れましたが、簡単にいうと自社で国際ブランドのライセンスを保有していない企業のことです。
三井住友カードはVISAと提携していますよね。つまり、国際ブランドのライセンスをもつVISAと提携しているのです。
楽天カードも同様です。
プロパーカードと提携カードのステータス性の違い
プロパーカードのほうが、ステータス性は高いといわれています。
代表的なブラックカードである「ダイナースクラブプレミアム」や「アメリカン・センチュリオン」もプロパーカードです。
ただ、提携カードのステータス性が低いかというと、全然そんなことはありません。
もちろんカード会社に依存してしまいますが、三井住友visaカードなどは、
まったく低くないですよね。
むしろ、銀行系のカードとして審査が厳しいことでも有名で、信用力が圧倒的に高いです。
私の知り合いでもダイナースは審査が通るのに、三井住友visaカードは通らない!なんて人が結構います。
結局、現時点ではプロパーカードのほうがステータス性が高いというのは事実なんでしょうが、
これからの時代、このバランスは崩れていくんでしょう。
サービスの違いはあるのか
以前とは違い、サービスに大きな違いはありません。
プロパーカードも提携カードも各社すばらしいサービスを展開しています。
ただ、サービスという面では大きな違いはありませんが、年会費という面では
プロパーカードは、提携カードに比べ高いです。
JCBの年会費はリーズナブルですが、ダイナースやアメックスの年会費はなかなかのもんです。
プロパーカードと提携カードどっちがいいか?
自身にあったカードを選ぶことが大切です。
一見するとプロパーカードの方が、よく見えてしまうかもしれませんが(プロパーって言葉がな…)、
一番は利用する方がどれだけそのカードを利用してメリットを感じれるかだと思います。
最適なカードを選んでくださいね。
以上、「プロパーカードとは何かについて」でした。