クレジットカードの発行枚数は、経済不況の影響もあり近年は減少の一途をたどっていました。
経済の不況で、賃金などに減少がかかり各社の発行基準に満たない人が多くなっていたためです。
ところが、一般社団法人日本クレジット協会が発表したデータを見ると、前年比増を記録したようです。
この記事の目次
一般社団法人クレジット協会とは
※一般社団法人クレジット協会HPより引用
一般社団法人日本クレジット協会(Japan Consumer Credit Association)は、昭和33年設立の全国信販協会、昭和42年設立の日本クレジット産業協会及び平成17年設立のクレジット個人情報保護推進協議会を母体に、平成21年に三団体が大同団結して設立したクレジット業界の総合団体です。
当協会は、設立後直ちに(平成21年7月1日)個人情報保護法に基づく「認定個人情報保護団体」の認定を受けるとともに、改正割賦販売法が施行された平成21年12月1日に同日付で割賦販売法に基づく「認定割賦販売協会」の認定を受けております。
認定割賦販売協会及び認定個人情報保護団体の法的機能と、クレジットの業界団体としての団体機能とを併せ持つ、業界唯一の団体として活動を行っております。
もっと詳しく知りたい方は、協会のホームページをご参照ください
一般社団法人クレジット協会
日本では成人一人あたり3枚クレジットカードを保有しています
下表はクレジットカード会社大手のJCBが公開しているデータです。
2014年のデータですが、現在時点と比べても値の変動はそう大きくないでしょう。
60代男性の保有率がずぬけていますね。
年齢層が高いほど、保有率が高いことがわかります。
私の所感では、2016年現在では20代から30代の保有率は、本データ以上に上昇傾向にあるかと思っています。
個人的な所感でも、クレジットカードを1枚しか保有していない人は僅かという印象で、
大体みなさん2枚ほどのクレジットカードを保有している感じがします。
保有率の平均が3枚というのは、やはり高年齢層が押し上げているのでしょう。
JCBが公開!2015年度版のクレジットカード調査結果
JCBのクレジットカード総合調査の結果になります。
毎年JCBが行っている日本全国の一般消費者3500人(20代から60代の男女)に対して、インターネットにより行っているもので、そこから情報になります。
※JCBカードを保有しているかどうか無関係です。
※すごい長いので調査結果からの一部抜粋になります。
クレジットカードの保有率は84%!
高いですね。ほとんどの人がクレジットカードを保有していることになります。
クレジットカードの保有率自体は、2011年からは減少傾向にあったのですが、
2015年に84%。80%の大台に乗ったようです。
ただ、20代の保有率は一般社団法人クレジット協会が公開したデータの通り、
男女ともに他の年代と比べて低く、80%を下回るようです。
保有枚数は!?
一人あたりの保有枚数は平均3.2枚で、前年度より減少傾向です。
また、実際に持ち歩くクレジットカードの枚数は平均2.0枚で、こちらも昨年より減少しています。
利用頻度・金額!
1ヶ月あたり平均5.6回、5.1万円程利用されているようです。
光熱費等をカード引き落とししている場合もあると思うので、実際にお店で使っている金額は、
もっと低いでしょう。
利用頻度については、昨年と大きな違いはないようです。
もっと詳しく知りたい方はJCBへどうぞ
JCB公式サイト
家族カードの利用率は低い!?
記事トップにある一般社団法人クレジット協会のデータをみると、家族カードの発行枚数は、
1794枚と少ないことが読み取れます。
家族カードというものに対しての一種の抵抗感と、機能性の周知が充分でないことが原因かな?と
思います。
クレジットカード保有者に対して、家族カードの発行枚数がここまで極端に少ないのは、
正直、非常にもったいないなーっと思ってます。
家族カードは便利です!
この機会に家族カードの発行についても、検討してみてください。
家族カードってメリットいっぱい。
以上、「クレジットカードの発行枚数が上昇傾向!?」でした。